竜王華伝 (完)
みんな、ありがとう。
恋愛の好き…は、竜二だけど
あたしにとって、みんなが特別な存在には変わりない。
好き?
それだけじゃ足りない。
ありきたりでもいい。
それでも、伝えたいの。
「ねぇ、みんな。」
こっちを一斉に向く。
あたしは、ゆっくり顔を上げて
「あたし、みんなのこと…愛してる!」
と言って前を向いて満面の笑みで笑った。
だって、、
あたし達の伝説はまだ、始まったばかりだから。
* f i n *