続*あなたに逢えてよかった~ありがとう~

最後の時

夏帆side

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私が救急車に運ばれてから、5日がたった。
今日は陽妃達の入学式。
私はさすがに入院。
毎日死と生の間で生きていた。
皆、毎日毎日お見舞いに来て、泣いて。
悠哉はとくに、泣いて。
申し訳なかった。 
 
今日は入学式の前に陽妃達が私の病室によってくれるみたい。
これで、最後なんだよね……。

ガラッ……

陽妃「お母さん!おはよう!」


葉月「おはよう……、お母さん。」


夏帆「おはようっ!陽妃、葉月!……あ、二人とも、すっごく制服似合ってるじゃん!」
  

陽妃「ほんと?!良かった~!」


二人は私達が着ていた紅桜学園の制服を着ていて、すごく……昔の自分に見えた。


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