続*あなたに逢えてよかった~ありがとう~

余命宣告


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そしてすべての検査が終わった。
私達は看護師さんに呼ばれて、また診察室へと戻った。
そこには険しい顔をした岩城先生が居て。
あぁ、やっぱりね。
……と、思う事しかできなかった。

重い空気のなか切り出したのは、岩城先生……ではなく、私だった。


夏帆「岩城先生……私ね、私の身体の異変ぐらい、わかってたよ。この先、長くないことも。」


悠哉「夏帆っ……。」


悠哉はやっと理解したのか、目には涙がたまっていて。
……私のせいだよね。……ごめん、悠哉。隣に居ることができなくて。


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