恋愛学園
和馬がいた。


和馬は1人で音楽を聴きながら歩いていた。



「どっか行くの?」


「悠斗とデート♪和馬は?」


「デートかよっ!!!!ちっくしょー悠斗の奴め!!!俺は今から髪切りに行く」


「そうなんだっ!和馬んちってここらへんなの?」



この辺は、特に目立つような建物があるわけでもなく、ヤバいほど田舎ってわけでもないくらいの環境。


意外と、ここらへんに住んでる人は少ないんだけどね。



「違う。電車乗ってきた」


「こんなとこまで髪切りに?」


「ちげーよ。友達んち行ってから髪切りに行く」


「あぁ、なるほどね」



あんまり聞いても意味ない話だったな(笑)


友達んちとか、普通わかんないしね。



「じゃぁ、そろそろ行くね」

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