東京血風録2-緋の試練
プロローグ



 マジか・・・・・・。そんな。

 

 王道遥以下4人は、一旦普通の生活に戻った。
 “鬼の王“と戦う準備をするためである。


 4人とは、
王道流除霊術3代目当主剣士・王道遥。

 藤堂流反発式浄霊術士・藤堂飛鳥。

 鳳竜堂流護符祈祷術師・鳳竜堂柊一。

 龍王院流庇護施術師範代、龍王院真琴。
である。

 それぞれが、東京、東京、京都、奈良と
散々となり、行動を開始しようとしていた矢先である。


 王道遥の姉であり、王道流除霊術処“オカルトOHDOH“のオーナーである、王道霧華の
行方不明がわかったのである。




 冒頭の言葉は、王道遥のものであり、修行先の神奈川県小田原市へ向かおうとしていた時のことである。














 東京血風録2-緋の試練
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