宮田くんはいつもずれてる
身体測定
今日は身体測定の日
うちの学校は身体測定とスポーツテストを2日連続でやるというスポーツ好きには堪らない、そして運動苦手な奴には地獄の2日間なのである


俺は小、中、そして高校でもバスケを習い始めたので運動は比較的得意な方だ

初めは身体検査から


その辺の高校生よりは運動しているつもりだから健康的な身体は俺の中でも自慢だ


蛍「なぁ、宮は去年身長何cm?
  お前結構身長あるよな」

そう言って俺の身長と比べるために手のひらで測る真似をした

宮「…んー、そうだな…。
  んーーーーーーーーーーーーーーーー  ーーーー………
  
  …    よく分かんない」

蛍「答えにたどり着くまでなげぇーよ
  ってか答えすらでてねぇー。
  分かんなかったらそれでいいわ」

宮「…。体重なら覚えてるのにな…」

蛍「お、どんぐらい?」

宮「…52グラム…かな。」

蛍「おい、そこら辺の病院の胎児より完璧  軽いぞ。それを言うなら52キロだろ」

宮「…そっかー。52グラムだったらポテチと  一緒だ。」

蛍「…いらない情報ありがとう。
  でも52キロって少なくねぇか?
  お前いつも何食ってんだよ」
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