ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 数秒間、沈黙が続いた後、

『……うさ葉』

 と、雨瀬先輩が優しいバリトンの声で私の名前を呼んだ。

 どきっ……。

『な、なんでしょうか……?』

『明日の朝、迎えに行くから』

 私の頬が熱くなる。

『わ、分かりましたっ……』

 私は息をすうっと吸う。

『…………先輩』

『ん?』

 私は携帯をぎゅっと強く握り、

『愛してる……』

 と、か弱い声で言った。


 わわわわっ!!

 あっ、愛してるって言っちゃった……。

 はっ、恥ずかしいよ~~~~!!!!

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