ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「びっくりだよね……。最近……、おばあちゃんから聞いたんだ……」
「そっ、そうなんだ……、私はさっきお姉ちゃんから……」
まさか、笠原君が私と、再従兄弟(はとこ)だなんて思いもしなかったよ……。
「それで……、本題に入るけど……、野山さん……、協力してもらえないかな……?」
「あ、えっと……」
「僕……、こんなんだし……、佐熊さんと両想いになれないの分かってる……。でも……、真剣なんだ……。好きなんだ……、佐熊さんのことが……。だからお願いだよ……、野山さん……」
そんな真剣な目で言われたら、断れないよ……。
「うん、分かった……」
「ありがとう……、野山さん……」
笠原君は目を潤ませ、にこっと笑った。
「それで、何をすれば……」
「じゃあ……、まずは――――」