ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 私はゾクッとする。


 相手の男って、犬垣君のことだよね……?

 制裁って……何するつもりなの?

 どうしよう、どうしよう、どうしよう……!!


 私はそのまま返信せず動揺しながら、1階の3年B組の教室に向かう。

 そして、教室の中に入るとまたコソコソ声が聞こえてきた。

「野山さんが浮気? マジで」

「うんうん、マジマジ」

「野山さんっ!!」

 絵美ちゃんが話しかけてきた。

 表情はとても怒っている。

「わたしが犬垣さんのこと好きなの知ってて、こういうことする人だったのね」

 絵美ちゃんはスマホの画面を見せてきた。

 SINE《サイン》のタイムラインに、私と犬垣君が抱き合ってる写メが張られていた。

< 176 / 700 >

この作品をシェア

pagetop