ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「犬垣さんっ! これ、どういうことなの!?」
絵美ちゃんは犬垣君にもスマホの画面を見せる。
写メを見て犬垣君はびっくりする。
「これ何かの合成なんでしょう? そうよね、犬垣さんっ!!」
「……」
犬垣君は何も答えない。
「事実なのね……」
絵美ちゃんはキッ!と私を睨みつける。
「野山さん、わたし、あなたのこと軽蔑するわ。もう2度と話しかけてこないで!!」
そう言うと絵美ちゃんは教室から出て行ってしまった。
「……ごめんね、犬垣君っ」
犬垣君はバババッ!と携帯を打って私に画面を見せてきた。
『謝るな。俺の方こそ迂闊(うかつ)だった。ごめん。』
犬垣君……。
ヴゥヴゥ。
私の携帯が鳴った。