ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「今日は、あんまり天気よくないね」
「……天気なんてどうでもいい」
「え……」
「瀬名との写メのことだけど」
絵美ちゃんが教室に入ってきた。
絵美ちゃん!!
――――仲直り出来るんじゃない? オレら、スマ王軍団の心、開いたキミなら。
私は瀬名君の昨日の言葉を思い出す。
私は自分の手をぎゅっと握り締める。
……そうだ。
不安や恐怖に駆られてる場合じゃない。
みっちゃんとは仲直りするの失敗しちゃったけど……でも、絵美ちゃんとは、ちゃんと仲直りしなきゃ。
私はガタッ、と椅子から立ち上がる。
「野山?」
私はスマホを手に持ち、廊下側から2列目の一番後ろにある席に座っている絵美ちゃんのところまで歩いていく。