ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 鳴り止まない着信音。


 や、やだ……。

 出たくない……。

 出たくないよ……。

 だけど……、出なかったら何かされるかも……。


 私は意を決し、震えながらテレビ電話に出る。

 私と黒うさぎの顔が映る。

『モシモォォォォォォシ』

 余りのドアップの顔に鳥肌が立つ。


 き、気持ち悪い……。


 黒うさぎの顔が少し遠ざかり、学ラン姿の全身が映る。

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