ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
私達はクリームパスタをフォークで食べ始める。
私の両目が潤む。
「お、美味しいっ」
クリームから先輩の温かさが伝わってくる……。
先輩の手作りクリームパスタ、最高だよっ。感動だよっ……!!
涙が零れ落ちそうっ。
「正直、味に自信なかったんだけど、良かった」
雨瀬先輩は飲みかけのコーヒーを飲む。
「……それで、3年のクラスどう?」
「あ、えっと、みんなSINE《サイン》はしてるけど……いじめとかはないし、1、2年の時よりは過ごしやすいかな……」
「そっか」
「はい、あ、でも、あだ名禁止令とかチャイムを鳴らないようにしてるとかはまだ慣れなくて……」
雨瀬先輩はびっくりする。
「え、今、高校そんなふうになってるのか?」
「はいっ」
「そうかそうか~、それは辛いな」