ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 え、チケットが2枚しかない?


「それって……」


 デートって……いうこと……?


 私が困った顔をすると、

「やっぱりチケット、うさにあげるよ。雨瀬先輩と行って来たら?」

 優人君は爽やかに笑いながら言った。

 私は首を横に振る。

「え、そんなの悪いよ。優人君がもらったのに……」

「でも、誘っておいてなんだけど、やっぱり、僕と2人きりはマズイでしょ……?」


 先輩、優人君と仲良いし、話せばきっと分かってくれるよね……?


「私、行くよ」

 優人君は驚く。

「ほんとにいいの? 雨瀬先輩、気にしない?」

「だ、大丈夫だと思うっ! それより、チケットってどこの?」
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