ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL

 月曜日。私は雨瀬先輩と高校の門の前にいた。


 先輩の家に行ったきり、黒うさぎからSINE《サイン》のトークは送られて来なくなった。

 先輩の家に行った事は、恐らく知ってると思う。

 もしかして、警戒したのかな……?


 生徒達がチラチラと私達を見ては、門の中に入っていく。


 うう。

 見られてるなぁ……。

 先生達、門の前に立ってなくて良かったよ……。


 雨瀬先輩が真面目な顔をする。

「うさ葉」

「はいっ」

「帰りも送りたいところだけど、今日レッスンがあるから無理なんだ」


 えっ……。
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