ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
「つーかまえたっ」
余りにも不気味な笑みに、鳥肌が立った。
「触らないでっ!! どっか行って!!」
黒いうさぎのお面を被った男は、私の耳元に唇を近づける。
なっ何!?
「答えは『ノォォォォォ』だ」
低音の気持ち悪い声が響き、私の全身が震えた。
「――――愛しているよ、『僕だけのうさぎの花嫁』」
黒いうさぎのお面をつけた男は、私の顔を両手で覆ったまま、私の唇を強く奪う。
「んんっ……!!」
私の目が涙目になる。