ケータイうさぎと意地悪先輩。FINAL
時が流れ、11月27日の午前9時。
K城大の合格発表があり、家に合否通知の封筒が届いた。
私はドキドキしながら封筒を開ける。
瞼のふちに熱く滲むものを感じながら、私の手が震える。
合格って書いてある……。
一筋の涙が流れ、ぽたぽたと滴っていく。
やった……。
先輩っ……やったよ――――……。
私は涙を手で拭い、鞄の中に合否通知を入れる。
早く着替えて、先輩に伝えに行かなきゃ。
私は部屋着を脱ぎ捨て、制服を着ると、鞄を持って玄関まで小走りし、靴を履き、家を出た。
薄っすらと日差しが照り、冷たい風が吹く中、私は高校のバス停に向かって必死に走る。
先輩っ……!!