今日から、幼馴染まない。
舗装路。










少しの間抱き合いながら、久々にたわいもない会話を交わすと、2人で家に帰るべく、学校を出てバス停に向かう。







隣には優衣がいて。 優衣がいるだけで、心が安らぐ。 やっぱり優衣じゃなきゃダメなんだ。と再確認。







程なくバスは来て、優衣と隣同士で椅子に座る。







こうやって、優衣とバス通するのもイイなぁ。なんて、1人でほんわかしていると







「・・・・・・・・・・・・・・・ねぇ、律」







優衣が渋っい顔で、そんなオレを見ていた。







「ん?? 何?? どうした??」







「・・・・・・・・・・・・・・・ウチらの事、親に何て話そうか??」







「何てって??」







「・・・・・・・・・・・・・・いやぁ。 ウチのお母さんさ、まだ律の事あんまり良く思ってなくてさ。 ・・・・・・・・・・・・・・なのに、『お姉ちゃんと別れて次はワタシと付き合います』なんて言っちゃったら、どうなってしまうんだろうと思ってさ」







優衣が『うーん』と唸りながら、人差し指と中指でこめかみを擦り出した。







頭痛がしてきたらしい。
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