また、君に会いたい。
転校生。

・・・寒い。


今日はなぜか雪が降ってる。


ここは北海道とかそこらへんのように、雪が降る地域じゃない。


雪が降るのは、1年に1回あるかないかなのに!


こんなんじゃ全然春じゃない!!


「七海~!おっはよ~!」


「いった!」


後ろからおもいっきり背中を叩かれる。


犯人は私の親友、石井友梨華(いしいゆりか)だった。


友梨華はショートカットで、活発な女の子。


叩かれるのは毎度の事で慣れたけど、さすが痛いよ・・・


「友梨華おはよ。」


「うん。おはよ!あ、七海って春休み何してた?」


「うんーとね・・・」


くだらない会話をしながら学校へ行く。


今年も友梨華と同じクラスがいいな・・・


そう思いながら学校についた。


「七海~!また同じクラスだね!」


クラス表を確認すると、また同じクラスだった。


「良かったねー!」


「ねー!」


あ、他のクラスメイトってどんな人だろ?


名前を見たけど、数人しか知らなかった。


2人で教室に行く。


私達は2ーAだから、階段をのぼってすぐの所に教室がある。


ガラッ


教室に入ると、転校生の話題でもちきりだった。
< 4 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop