学校階級
でもだからと言って、あたしには

何もできない。

あたしが何かを言ったところで何も

変わらないだろうし、

なによりあたしには勇気がない。

「やっぱり他の階でトイレしようよ。」

そう言い、あたしは歩美の手を

引っ張って、上の階へと行った。
< 11 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop