見つめないで勉強しなさい! ~一途なチャラ男くんに愛されました~
「ホントに大丈夫?」
私の強がりなんてとうに見抜いているその目は、さっきまでとは打って変わって、ひどく大人びていた。
気遣いの中に微かな熱が含んだまなざしに、戸惑う。
「だ、だいじょぶよ。ちょっと忙しかっただけだから」
「バイトと補講?」
「ん」
「バイトって夜やってるの」
「そ」
「でも勉強会の後は、いつもまっすぐ家に帰ってなかたっけ?」
「…深夜バイトよ。補講の復習と予習してから行ってるの」