私の思い~きっかけとタイミング~
恵太side
「津田、休日に俺の家に来るような用事があるのか?」

俺の経験上、今の状況は非常に宜しくない。

美紗がああ言わなければ、とっくに追い返していたと思う。

「やっぱりあの人が彼女なんですね。」

津田は申し訳なさそうに、俺を見る。

「うん、一緒に住む為に今荷物を運んでいたんだ。だから忙しい。早く用事を済ませてもらえるとありがたいんだけど。」

俺はなるべく感情を出さないように言った。

「…どうして私じゃダメなんですか?」

切なげな眼で津田は俺を見る。

「やっぱり諦められなくて…。気が付いたらここまで来ていました。」

俺は冷たく津田を見た。

「悪い。こないだも言った通り、俺には美紗しかいないんだ。」

俺はちゃんと誠意が伝わるように、津田を見る。

「あの人には彼氏が居るんじゃないんですか?私なら今そんな人はいないし…。」
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