ねぇ、聞いて。

気づいたこと




入院してから1週間がたった。



私の熱は上がったり下がったりでなかなか完治してくれない。


今日は微熱程度だった。



その日の夕方病室のドアが開いた。



「愛美、今日は来ないんじゃ…」


目を疑った。

見間違いじゃない。


そこにいたのは


太陽だった。


「太陽…」


太陽は黙って病室に入った途端鍵をしめた。








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