海にまつわるエトセトラ?!
それでも夕飯をそれなりに堪能して食べたものの、さてどうするか……。


「マジで行く?」


「うーん、ヤバくない?」


「あのオジサン、感じ良かったじゃん。」


「でもさぁ……。」


と言いつつも取り敢えず、紳士の顔を立てようと教えてもらった部屋に恐る恐る向かった。


若さというのは勢いが付くと止まらない…。


ノックして先ほどの紳士に中へと案内される。


中にはーーーー


私達とそんなに変わらない男子が3人ビックリ顔をしていた。


向かい合わせにまるでお見合いの様に座り少し談笑し始めると紳士は「それじゃ、後は若い皆さんで…」と部屋から出ていってしまった。


ま、マジっすか。


和みかけたその場がまた微妙な空気に。


その時、リーダー格の人が言った。


「先生、ほんっとマイペースだよなぁ。」


「先生?」


それをきっかけにその人達がどう言う人なのかを教えて貰った。


北陸方面からやって来たという彼らは某探偵事務所の人で今回は新人研修で来たらしい。


そう言えばこの旅館の玄関に思いっきり社名出てましたよね?


歓迎○○ご一行様、みたいな。


探偵事務所、結構、開放的なのね。


そして先程の紳士はその業界では実はとてもとても偉い人らしく、皆はちょっとビビるような存在と言っていた。


そんな話から一気に盛り上がり、探偵業の仕事や、また裏事情なんかを面白おかしく聞かせてくれた。


何となく一区切りついて、探偵さんの一人が「海に行かない?」って言った。


何と言っても目の前は砂浜&海!


男三人女四人で目の前の海へと向かった。


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