【完】僕と君のアイ言葉


「よしっ!!できた!」



私はいつもより早く起きてお弁当を作り終えた。



「彩おはよう…」



お弁当を作り終えた頃にちょうどお父さんが起きてきた。



両親は共働きで忙しく、家事は主に私の仕事。

そのおかげで家事は私の得意分野だ。



「あれ、お弁当多くないか?お父さんこんなに食べれないぞ」



「これはお父さんのじゃないよー」



「ま、まさか、彼氏…!?」



今ここで彼氏と言ったらきっとお父さんからの質問攻めにあってしまう。



「と、友達だよ」



今度ゆっくり話すからお父さん今だけは許してね!!!



心の中で謝り、私はごまかした。

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