隣のアイツは、溺愛俺様ウソ彼氏。


「俺が皿洗ってる間に風呂でも入ってこい」



「言われなくても!


あ、お風呂覗いたらぶん殴るからね!」



リビングを出るのと同時にキリッと宙を睨む。



「お前の入浴シーンなんか見てもなんもいいことねーよ」



「でしょうね、そうでしょうね!」



どうせ貧乳でまな板で、くびれもなきゃスタイルも悪いし、色気も何もないですよ。



バタンっと音を立ててドアを閉めて、リビングを後にした。

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