タイトル未編集

ジリリリリリリ

「ねむ〜」

桜の面影もなくなり段々と気温が上がりつつある5月の終わり頃
新しいクラスにも慣れ、平穏な日々を送っている

そんな私 片平 凪 高校2年生
特に可愛いわけでもなくスタイルが良いわけでもない
どこにでもいるような平凡な女の子だ

そんな私だけれど1つ夢見ていること
それは…漫画のような恋をすること
白馬に乗った王子様が私のことを迎えにくるのを

「凪〜 早くしないと遅刻するわよ〜」
「はーい!」

お母さんは女手一つで私と1つ年下の弟を育ててくれている

『今日の運勢の1位は〜
水瓶座のあなたっ!何をしても上手くいく日 積極的にチャレンジしましょう!』

家を出る前に日課になっている朝の占い見る

「やった!1位!いいことあるかな〜」

上機嫌で家を出る私に太陽がカンカンと照りつけている

「んん〜、いい天気!」

「はよっ」

歩きだそうと一歩踏み出したとき隣に住む 大樹 に声を掛けられた

「大樹!おはよっ♪」

「お、今日は機嫌いいな。占い1位だったもんな〜。」

大樹とは小 中 高と一緒で今年はクラスも一緒だ。
なんてゆーか腐れ縁?みたいな




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