天使のキーホルダー

海斗.



ミーンミンミンミーン……


保健室に響く蝉の声-------------



「みっちゃん…

話しって何??」


樹と知華が保健室を出たのを

確認してから

俺はみっちゃんに尋ねた。


「う-ん…。

もしかしたら

たいしたことぢゃないんだけどね?」


何だか複雑そ-な顔して

話しだすみっちゃん。


「海斗くん…

前にキーホルダー見せてくれたわよね??」



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