ぼくのまわりにいる悪い人とぼくの中にいる悪い人
健が仕事を辞め動けるまでの10日間に段取りを付けてしまおう。


…でも、こんな事でいいのか…健に仕事まで辞めさせて…


この日ぼくは再度迷った。
今なら止められるんじゃないか…



気がついた時には朝になっていた。
もう悩んでる暇は無いのだ、と自分に言い聞かせている。


既に金利を500万抜かれているのだ。


印刷屋に大小1000枚ずつのチラシを注文しに行く。

翌日には出来上がるという。
複写式の借用証も注文してある。

これは5日かかるという。


…出来たらとにかく動かなきゃ…


帰りにミンクに寄ってみた。

寄ってみようと思ったのだが引き返す。

…引き返す事もなかったか…だが…



駐車場に見たことのあるベンツが止まっていた。

友美だ。


クリスマスの時の事を思い出す…


酔っていたとは言え意識はあった。


しかも、弥生のいるミンクにいる。

平然とは入れない…

ぼくは部屋に戻り、友美が弥生と何を話しているのかが気になって仕方がなかった。


気になっているところへ弥生からメールが入る。


《何してんの?友美が来てるんだよ~ バナジューでも飲みにくれば。》


とりあえず無視した。
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