メガネ殿とお嫁さま
「とにかく、
嫉妬なんてしてるレベルじゃ
絶対無理だ。」
シュウくんは溜息をついた。
「え?誰が?」
僕は聞いた。
「翠を見るあの子の目、
全然笑ってなかったぞ。」
全然気づかなかった…。
それも、
僕がさせていることなのか。
「お前、本当に、
彼女と結婚する気がないなら、
あの子はやばいぞ。
他の子ならまだしも、
あの子は一生お前を引きずる。」
その言葉を聞いて、
僕は、ようやく、
背筋を伸ばした。