メガネ殿とお嫁さま
「僕は、どうしても彼女がいい。
そのために捨てなければいけないものが
あるなら、微塵も未練はありません。
僕は、僕の力で、
世界を手に入れます。」
僕は言い切った。
もう二度と迷わない。
これで駄目でも、
もう家には戻らない。
僕は、全身全霊をかけて、
ここを動くわけにはいかない。
「お義父様、
うちのかわいい息子ちゃんが、
あっという間に、
武士みたいになってるんですが、
この面白い状況どうします?」
そう言葉を放ったのは、
お母様だった。