no life no color




「リキさんには関係ないです」

「まぁそうなんだけどね、いくらユノちゃんでもこのアジトをただで教えるわけにはいかないね」


「私は言いますよ、どうなるかわかりませんからね」




もうこれでいい帰ろうとした矢先、




「あれ女の子じゃん珍しいね」



優しい声色それに聞いたことある声。


でも違う。


奥底には眠らせている敵意ある声。





一瞬エレベーターの人かと思っていた。


でも髪色が茶髪で全然顔も違っていた。



柔和な顔で整っていた。




「ちょっとこっちに来てくれる?そんな扉の前で立ってないでさ」




絶対的な言葉、従わざる負えない。


だってこの人は不良集団の...




不良集団の憧れの目が向けられている「この女をどうにかしてくれ」と懇願する目も。








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