病院嫌い

春樹 side



俺がギュット抱きしめたら彩夏はすぐに寝た。







本当に可愛い。






彩夏のことを本当に愛している。








無意識のうちに彩夏の顔を撫でてしまった。







熱い……。






やっぱり熱が下がっていない。







発疹もどんどん出てきている。






早く元気になってほしい。






『……春樹……大好き ずっと……そばにいて……』







彩夏は寝ながら俺のことを呼んでいる。






『大丈夫だよ。 俺はずっとここにいるからな。』







そうやって寝ている彩夏に声かけ顔を撫でた。







今日はずっとここにいよう。





彩夏のそばを離れられない。





俺が彩夏から離れたくない。






俺はこのまま彩夏といっしょのベッドに入ったまま眠りについた。


















< 104 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop