夏恋~ひまわりと太陽~

4人だけの海




「それじゃあ気をつけて行ってくるのよー」


「「「「はーい!!」」」」




次の休み、約束通りに海に行くことになった。



「ところで、どこの海に行くの?」


「それは着いてのお楽しみ~☆」




どこの海くらい言ってくれたっていいじゃん!!


いくら言っても教えてくれなかった。










「……い‥。あ…おい。…葵!!着いたぞ!!」


「ほへぇ…?蓮ー…?」


「ぷっ。ほへぇじゃない!着いたよ?」


…え!!?
あたし寝てた!?


あっちゃー…。いっつもやっちゃうんだよね…。

車乗ったら絶対眠くなるんだよー…。



「朝早くに起きて用意してくれたから疲れてたんだよ。ほら。行くぞっ!!」



蓮に手を引っ張られ、無理やり車からおろされながらも、前を見てビックリ。





「海だーーっ!!」




砂浜と、無限に続くコバルトブルーの海。










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