王様とうさぎさん
とか、考えながらも、つい、入り口を見たが、営業の友人、柏木真人(まなと)が通っただけだった。
真人の通っていた高校は莉王の高校と近く、当時、彼はサッカー部の主将で莉王の高校でも人気があった。
だが、真人は爽やかすぎて、莉王の好みではない。
だからこそ、会社で再会してからは、友人として、気安く付き合える関係として、うまくいっていた。
目が合うと、真人はこちらに来る。
「莉王、日曜暇か?」
「え、なんで?」
「サッカーの試合、応援に来ないか。
今回、見に来る女子が少なくて。
やる気が出ないってみんな言うんだよなー」
やめてしまえ、そんなサッカー。
「日焼けするから厭」
「柏木くん、行く行く、私ーっ」
と潮が前の席から、真人に手を振る。
「え? ほんと?
潮さんみたいな美人が来たら、みんな張り切るよー」
はい、とちゃっかり作っていたらしいチラシを真人は潮に渡す。
「他の子にも配っておいてねー」
と素敵な笑顔で押し売りしている。
真人の通っていた高校は莉王の高校と近く、当時、彼はサッカー部の主将で莉王の高校でも人気があった。
だが、真人は爽やかすぎて、莉王の好みではない。
だからこそ、会社で再会してからは、友人として、気安く付き合える関係として、うまくいっていた。
目が合うと、真人はこちらに来る。
「莉王、日曜暇か?」
「え、なんで?」
「サッカーの試合、応援に来ないか。
今回、見に来る女子が少なくて。
やる気が出ないってみんな言うんだよなー」
やめてしまえ、そんなサッカー。
「日焼けするから厭」
「柏木くん、行く行く、私ーっ」
と潮が前の席から、真人に手を振る。
「え? ほんと?
潮さんみたいな美人が来たら、みんな張り切るよー」
はい、とちゃっかり作っていたらしいチラシを真人は潮に渡す。
「他の子にも配っておいてねー」
と素敵な笑顔で押し売りしている。