王様とうさぎさん
多少の厭味を交えて言うと、
「忍は男だよ」
と素っ気なく允は言った。
少し怒ったのだろうかな、と思う。
プライベートに踏み込みすぎたかも。
まあ、結婚したいとか、訳のわからないことを言い出さないのなら、放っておくんだが。
「あれっ?
……なんか読経が始まりましたよ」
唐突にラジオからお経が流れてきた。
さっきまで説教していたのは坊さんだったのか、と気づく。
「あの〜、いつもこんな番組聴いてるんですか?」
そう言い終わらないうちに、允は違う局に変えていた。
「聴いてない、たまたまだ」
すぐにラテン系の音楽が流れ始めた。
しかし、今の番組、似合い過ぎだ。
そんなことを思いながら、允の横顔を見、ははは、と笑いをもらすと、允はこちらを睨み、
「本当だ」
と言う。
怖いよ。
「忍は男だよ」
と素っ気なく允は言った。
少し怒ったのだろうかな、と思う。
プライベートに踏み込みすぎたかも。
まあ、結婚したいとか、訳のわからないことを言い出さないのなら、放っておくんだが。
「あれっ?
……なんか読経が始まりましたよ」
唐突にラジオからお経が流れてきた。
さっきまで説教していたのは坊さんだったのか、と気づく。
「あの〜、いつもこんな番組聴いてるんですか?」
そう言い終わらないうちに、允は違う局に変えていた。
「聴いてない、たまたまだ」
すぐにラテン系の音楽が流れ始めた。
しかし、今の番組、似合い過ぎだ。
そんなことを思いながら、允の横顔を見、ははは、と笑いをもらすと、允はこちらを睨み、
「本当だ」
と言う。
怖いよ。