彼はクールな総長様【完】
「お前が来たいと思う時にここには来ればいい」
パスタを食べ終えた仁はお皿を置いた
「じゃあ、もう一生ここには来ないね」
ちょっとしたちょけでそう言ってみた
「それはダメだ。
お前にここに来ないなんていう選択肢はねー」
あ…やっぱりこれはダメなんだ
「気が向いたらね。」
「お前、一生来ねーつもりだろ。
明日お前の学校まで迎えに行く。だからほら」
手のひらを私に向けてくる仁
「何?この手?」
「ケータイだよ、早くだせ」
あっ、ケータイね
連絡先入れるんだろうな…
まっいっか
ゆーて、お母さんと親父と家電、葵しか連絡先入ってないし