Doctor×Doctor=♡
「はーーかなり食べたなぁ。」
「美味しかったね。
連れてきてくれてありがとう。」
いいと言ってるのに、家まで送ると言ってくれた彼に甘え、実家まで送ってもらう。
「直、俺は昔から直こと好きだったんだ。
医者になるって夢叶えたら、直に会えるって信じて頑張ってきたんだ。
直、俺と付き合ってほしい。」
帰りの車の中で、たっくんに言われた言葉に、私は少し考えさせてと言った。
分かったよ、と優しく言ってくれたたっくんの車が実家の前に到着した
するとそこにちょうどパパが帰ってきた
「おお直、おかえり。
拓海くん、送ってくれたのか?
わざわざすまないね。」
「いえ、後藤先生、お疲れ様でした。
じゃあ、直先生、また明日。」
「ありがとう、おやすみなさい。」
パパと二人でたっくんの車を見送る
「直、パパははやく直に幸せになってほしいんだよ。
拓海くんに甘えたらどうだ?
辛かったことも、全て彼に話してみなさい。
拓海くんならきっと、直を幸せにしてくれるよ。」
私の頭を優しく撫で、パパは家に入った
両親も友だちも、私の幸せを願ってくれている
たっくんに甘えて、幸せになっていいのだろうか・・・・・・・・・・