なつめくんの束縛
結局授業が終わってもいい考えは全く浮かんで来なかった。
やばい〜っ…なにすればいいんだろう……
「ゆっちゃん、帰るよ」
そう棗君に声をかけられる。
うん!!と返事をして棗君の後について行く。
お金では買えないもの……
…全然わからないんだけどもっと棗君怒らせちゃいそうな予感……。
その時パチッと窓際にいた金宮さんと目が合う。
あ……
ものすごく美人で同じ年とは思えないくらい大人っぽい…。
ニコッと金宮さんは私に笑顔を、私はペコッとお辞儀をして小走りで棗君を追いかけた。