腹黒王子様とお見合いした結果
「認めるんだ?」
「でも!!」
私の声が大きくなったのか、
昌ちゃんがこちらを向いた。
大丈夫だよ、と笑顔を向けると
安心してまた前を向いて宝生君と話を始める。
この人、人のペースを乱すのがうまい。
これ以上話したら余計なことまで言ってしまいそうで
私は中条君から視線をそらした。
「お友達は、知っているの?」
「中条君には、関係ありません」
「大丈夫だよ、別に君の結婚をバラそうなんて思っていないから」
「あ、当たり前です!」
「ただね、きちんと言っておけばよかったね。
君は結婚するべきじゃなかったんだよ。
あいつとはね」