【完】すき、好き、大スキ。
「あー! 神楽!」
1日、我慢した次の日。
学校で擦れ違った神楽を呼び止めた。
「んぁ? おー、何、どしたの?」
「あ、あのねっ。昨日さ、璃久……どうしてた?」
呑気に返事をする神楽の腕を掴み、
多分ものすごい形相のあたし。
だけど、それに気付く事もなく、神楽はのほほーんと
「璃久? 塾から帰って来て、飯食って風呂入って、寝たんじゃね?」
と、答えた。
誰がそんな事、聞いてんのよ!