もし、8年ぶりに会った幼なじみが私のことを忘れていたら。



「それ、昨日美音にも言われたんだけど何?私知らないんだけど…」




「あ、まじ!?まだ梨華には伝わってないか~
まあいい。私と2人の時の方が、この話受け入れられるかもだし」







何?受け入れるとかほんとに何!?










「…梨華。落ち着いて聞いてね。泣きたかったら泣いてもいいからね、電車の中だけど」





「まあ電車で泣くようなことはしないけど、そんな悲しい話なの?」







「___うん。梨華にとってかなーりショックな話。
ほんとは言いたくないんだけど…」




「そんな気使わないでよ、晴奈らしくないな~!
ほら、早く話して!」
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