臆病な私でも恋はできるのか。
「これで大丈夫かな?」
前に回って確認をし、
「良し!出来た!」
きゅっと少し歪んでいたのを直し、ぽんと私の肩を叩きそう言って笑う柊くん。
「ありがとうございます」
「いいえ!って、なんだかこんなことしてると新婚さんみたい」
新婚…さん…
想像してしまい少し照れる私。
それを見た柊くんの顔まで赤くなるのが分かった。
「は、早く朝ごはん食べないと…」
なんて言いながら柊くんは先に降りて行ってしまった。