臆病な私でも恋はできるのか。
「彰人くん?!」
「沙織っ…!」
勢いのついたまま私を抱きしめる彰人くん。
心臓はバクバクいっているし、息も上がっている。
「どうして…っ」
「あ、えっと、サプライズしようと…」
「はぁ…はぁ……びっくりした…」
そう言いながら笑う彰人くん。
落ち着いてもらおうと背中に手を回しさすると、ありがとうと言いながら私に体重を預けてきた。
「おっ重いよ…」
「ごめんごめん」
やっと離れてくれた彰人くんとばっちり目があう。