チャラい彼氏と無愛想な彼女。





俺としたことが…………

あれだけコーヒー飲んだりミントのガム食べたりしてたのにな…………


…………でも、海菜実ちゃんの手が、小さいのにあったかくて………安心しちゃった…………

なんて、流石に言えるわけない!!←



とにかく少しでもいいとこ見せて、何とか挽回しないと!!


えーと、とりあえず今は………



「あー、3時か。海菜実ちゃん、どっか行きたいところとかある?」


「うーんと…………あ、できればなんだけど………一緒に、プリクラ撮りたい……かな?」



海菜実ちゃんは少し照れながら、上目遣いで微笑む。

はい。かわいい。



「おぉ、いいね!じゃあ駅の近くのゲーセンいこっか!」


「うんっ……!」





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