先生、甘い診察してください*おまけ短編集*
「とりあえずオレンジジュース2つねー」
「はい、かしこまりました」
櫻田先生が注文してる中、私はジッと智也さんを見つめた。
普通に楽しそう……。
智也さんの向かい側に座ってるのは、大人しい感じの女の子。
肩より少し長めの黒髪。
色白の肌。
優しそうな垂れ目。
「つーかアレ、傍から見たらまるで」
「デートみたいですよね」
「いや。何か親子って感じ。智也もちょっと老けたな~」
「酷い」
でも、櫻田先生と一緒に来てよかったかも。
この人といたら少しは気が紛れるから。