先生、甘い診察してください*おまけ短編集*




正直、今の状況に戸惑いまくりの俺。



「……それ、別に捨ててくれてもいいですから」

「え……あっ!ちょっと!」


陽菜ちゃんは走って帰って行ってしまった。



なんか、嵐のような時間だった……。




「純~。陽菜ちゃんから愛の告白~?」

「……智也」


お前、いつの間に俺の横に……。



「なーんか青春って感じだねぇ。いいなぁ、若いって」

「おっさん発言やめろ」

「でも陽菜ちゃん、今日はわざわわざ謝罪に来たみたいだね~」


ニヤニヤしながら、智也は俺の頭をポンポン撫でた。



< 177 / 199 >

この作品をシェア

pagetop