人生 ~私が生まれた理由~

2.姿

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

放課後・・・。

「あみ、おそい、はやく!!」

みなはテンションが高く
歩くのがとても早い

「みな〜疲れた〜おんぶぅ〜」

「あみ、今から男の人と会うの
黙ってたら可愛いんだから静かにね」

「ぶーぶーみなのぶーー」

「あみ、私の好きな人見て
驚かないでね〜??」

とニヤニヤしながら話すみなは
どこか気持ち悪かった

「あみ、ここのカラオケ!」

「なーんだいつもの場所だ」

「どこだと思ってたの!?」

「べっつにーー」

みなは携帯をカチカチいじりながら

「302室だ、早く行こあみ!」

と走り去ってった。

みなを見失い迷子になってたら
ドスっと人にぶつかった

「ってぇなぁ。」

「すいません、大丈夫?」

と手を差し延べると男性だった

「前見て歩けよちび」

と言って彼は立ち去ってった

「ちび・・・?」

とショックを受けてたら

「あみいたー!!どこいってたの!?
みんな集まってるから早くして!!」

「はぁぁあい」
ぶーぶーしながら連れてかれた

部屋に入るともうみんな
盛り上がっていた

「みんなー友達もあみでーす!」

「お、待ってましたー!」

と盛り上がる声

耳打ちで
「あみ、自己紹介して」と言われたから

「悠ヶ丘中の杉本亜実です!」

よろしくねぇーと返されて一安心

それからいろんな話をして
みんなサッカー部ということがわかった

隣に座ってたのは
小松純くん

彼との出会いが
これからのわたしの人生を変えるなんて
この時は思っても見なかった
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop