ハンパイヤ×暴走族 2

くのえはそれを人形の手に掛けた。


くのえ本人は鼻歌歌っている。
そして、ハンガーを掛けるとこに手錠の鎖を吊した。



もう片方の手も吊されているので、人形は必然的に両腕を真上に拘束されていた。

…俺、むちで叩きたくなるんだが…。

優「やっぱり返し」



麗「あ?」
優「…いぇっ」

尚「京ー。Mなんだよな!」
『ドSだが?!』

我ながら大きい声を出してしまった。
く「もー、エリザベス起きちゃうー」
『起きるか!』

「んー…って何を食わせたんだ!棗ー!」
く「え…」

人形…エリザベスが…、動いた、しゃべった、目を見開いた。
『…』




これ、やっぱり生徒だろ…。



開かれた瞼の中にある瞳。
『…』



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