王子なカノジョと姫なカレ


「まぁ、取り敢えず分かったよ。
連絡してくれてありがとう」


『おー、今度ジュース奢りな』



あー、この電話の向こうでニヤニヤしてる怜の顔が容易に想像できるよ。



「たかが連絡網にジュース奢り?」


呆れながら言うと怜は悔しそうな声を漏らした。


『バレてたか』


「当たり前」



いや、むしろバレない方がおかしいから。
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